先日夫婦で鋸山に登ってきました、めおとひつじ(夫)です。
久しぶりの晴れ間連休!
登山靴と雨具をゲットしたまま、使う機会に恵まれず放置していた我々でしたが、遂に来ました。
初心者向けといわれている山の一つ、「鋸山」。
まずは浜金谷駅からスタート。
今回は、
浜金谷駅→車力道(登り)→分岐点Eから「東京湾を望む展望台」
→分岐点Eに戻り「観音洞窟」→岩舞台に寄って→分岐点Cから「地獄覗き」
→分岐点Cから「関東ふれあいの道(下り)→どこかの日帰り温泉
という計画でした。下のルート図を参考にしています。
ルート図
入り口は精肉店の横から。駅の近くではハイキングの案内があり、参加すると最後にパンなどお土産がもらえるようでしたが、よくわからなかったのでスルーしました。
↑が最初の分岐点で、右の階段からは「関東ふれあいの道」に進むことができ、左の道路からは「車力道」に進めます。
いきなりの急階段はちょっと嫌だったのと、下りに階段を使ったほうがよいかと思い、車力道から上って関東ふれあいの道で下るコースにしました。
結果として、正解だったと思います。
鋸山は良質な石が採れた山で、採掘の跡がいろいろ残されています。随所で見られる切り立った壁面は、人間のすごさを見せつけてくれます。
車力道は、文字通り、切り出した石を車に載せて、「主に女性が」石を運び出していたそうです。当時から女性は強いということか。。。
写真で見ると、そんなに傾斜がきつくなさそうに見えますが、実際にはかなり急傾斜の階段です。結構、周りを見ると街歩き用の靴やスニーカーで登山をしている人が多かったです。初心者向けの山とはいえ石がごろごろしていて歩きにくく、こういった急傾斜の斜面も随所にあります。スニーカーにトートバックというスタイルで登山をされている方がいたのですが、目の前で3回ぐらい転んでいました。初心者用の山とはいえなめてかかるべきでないなと。
今回、筑波山登山の経験から登山用の靴を購入し、軍手も持参して、さらに万が一の雨具を用意して臨みました。絶対に登山靴は必要だと感じました。靴がよいと歩きやすく、周りの景色を見る余裕が出て、体験として全く異なるものになると感じました。
岩舞台
東京湾を望む展望台よりの景色
さて、有名な「地獄覗き」ですが、その入り口には、お寺の入り口が複数あります。そのうちの一つがこの北入り口です。入場料を取られます。
そう入場料が必要で、大人一人700円でした。結構します。
中に入ると、北入口からだとすぐにこのとても大きな観音様がいらっしゃいます。
そして少し写っていますが、「地獄覗き」に至るまで、途中すごい行列に会いました。調べると、多くの場合で行列に並ぶ必要があり、最大で3時間並ぶ場合もあるとか!!
私たちは・・・
1時間20分ほど、ゆっくり坂を上り続けるという苦行。汗をかいた状態から、汗が冷め、体を冷やしていきます。しかも、ゴールがよくわからないのと、隣をなぜか並ばずに上っていく人たちがいてなんとなく嫌な感じ。なお、日本人なので秩序だって並んでいますが、だれも職員はいないため案内などありません。ただただ、よくわからない行列に並ぶという苦行。
そして至る「地獄覗き」!写真はありますが、二人が写っているのでここでは割愛します。「地獄覗き」についてはネットで検索をお願いします。
ちょっと考えればわかりますが、「地獄覗き」の上に立ってしまうと、きちんと囲いがあってそれほど下をのぞけるわけでもなく、自分たちが不安定な岩の上にいることなどよくわかりません。結果として、遠くから見たほうが、景色としては特別で、上に立ってもあまりよくわからない。。。
結論としては、1回経験として登るのはありですが、正直、隣の並ばなくてもよい展望台に行ったほうが、時間を無駄にせずにいろいろ見られます。
700円の入場料もこの体験代としては、ちょっと高いかなと感じました。特に維持管理費用かかってないでしょと思いました。
下りはサクサク降りました。「関東ふれあいの道」は下りとしてとても歩きやすいと感じました。最後の階段も、下る分には楽でした。
時間は14時ぐらいでした(登りはじめは10時)。今回のルートでは、登山中に売店、食事処はありません。駅のほうまで戻り、その周辺で遅めの昼食をとることとしたのですが、有名な「さすけ食堂」があまり並んでいなかったので、行けるかどうかチャレンジ。結果、残り少ない枠に入れて、
チョイピンボケ写真ですが、さすけ定食をいただきました。
食べやすいアジフライと、アジとイナダとタイの刺身、豆腐、つけもの、味噌汁、ごはん。確かにおいしかったです。万人受けする味でした。税込1600円なり。こっちはそれ相応の価値ありでした。
金谷ステーションに日帰り温泉があることを予め調べていたので、タオル持参で伺いました。
温泉は、薄い褐色の塩を含んだ温泉で、とても温まります。
ただ、3人が限界の広さで「6人入ったら密!」というところなので、たまたま1人で入れていたのでよかったですが、そうでないなら厳しい。温泉に入った人は、上の写真にあるドリンクバーが無料でついてきますが、それを楽しめるスペースも広くないです。4家族ぐらいでいっぱいかな。
温泉にはいるのに800円かかります。タオルレンタルは別料金です。
東京湾に沈む夕日が見えました。
次は、高尾山かな。