週明け初日おつかれさまでした、めおとひつじ(嫁)です😊
先日投稿いたしました、雨の日暮里散策記事の続きです。
ということで、薬膳カレーでお腹を満たした我々の、「雨の日ならでは」第二弾!
「美術館に行こう!」
このアイディア自体はよくある話だと思いますが、ちょっと珍しい美術館に行ってまいりました。
「朝倉彫塑館」です。
彫塑(ちょうそ)=彫刻と塑像
朝倉文夫(あさくら ふみお)さんという、明治-昭和に活躍された彫刻・彫塑家のアトリエ兼住居を改装した美術館です。
特に美術に造詣がある我々ではないのですが、なぜ訪れたかといいますと、「無料チケットを持っていたから」です!
ドヤァ(゜∀゜) 身もふたもない
ですが、造詣はなくても多少の審美眼はございます(と願います)。
朝倉さんに対する知識はゼロで見学を始めましたが、一見で、大成された方とわかる作品群、そしてアトリエの様相でした。
彫像とは、こんなにも精緻で生命感のあるものなのかと驚嘆いたしました。
これまで見た彫像には、「人の形をした石だな」と感じることが多かった気がします。ですが、朝倉さんの作品たちには、いまにも動き出しそうな躍動や、像の対象となった人や動物の個性や感情まで伝わってくるような生命感がありました。
広いアトリエのなか、無機物に囲まれているのに、有機的な存在感が漂っていました。
優れた芸術家に共通しているんじゃないかな、と最近感じるのは。
「被写体への眼差しがとても温かい」ということです。対象である生命や自然や人生に対する関心や愛に満ちていることです。
ここ一、二年で我が家が触れた芸術家の方たちを挙げて言えば、葛飾北斎しかり、藤城清治さんしかり。
人間への、飽くなき探求心と愛情がなければ、到底たどり着きえない世界なんじゃないかなと思います。
これまでは、作品そのものを見ていました。美しいとか、綺麗な色使いであるとか、好みであるとかないとか、理解できないとか、適当な解釈をしてみたり。
最近は、作者と、作品の間にある想いのようなものを感じられるようになってきた気がします。年齢のなせる業でしょうか。
そして、朝倉彫塑館が素晴らしいのは、展示されている作品だけではないのです。
美術館である建物そのものが、また、素晴らしい。
「見事」「意匠」の一言。
百聞のうち一聞にも満たないであろう私のお粗末な解説は不要とし、早々に一見にお譲りさせていただきますので、ぜひ機会がございましたら訪れてみてください✨
Google評価でもトリップアドバイザーでも軒並み高評価ですので、どなたでも楽しめる空間かと思います。
ちなみに、大雨のなかでしたので、見学者は
めおとひつじの二人だけ でした!!
まるで我が家のように、ゆっくり見学して過ごすことができました。
「雨の日ならでは」作戦が実に功を奏した一件でした(^ω^)
ということで、日暮里編は次の記事が最後です。「普段はなかなか入れないPart 2~カヤバ珈琲」来店の記事です。
お読みいただきありがとうございました😊
つづく